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砂漠の王者、カムバック!

      posted at 2012-12-26 (Wed) 10:00:00
先日、青山にあるホンダ旧本社の一角に
1台のバイクが展示されていました

※12月28日現在、また展示されているそうです

CRF450X1.jpg

このバイクの名前は「CRF450X RALLY
そして、このオフロード耐久レーサーが出場するのは
来年1月に開幕する、世界一の耐久レース「ダカールラリー」です

かつてはフランス・パリからアフリカ西端のセネガル・ダカールまでを
2週間以上かけて戦い続け、500台以上の参加者のうち
半数以下のマシンしかたどり着けない、と言われる程の過酷なレースでした

ところが2000年代に入り、通過するアフリカの地域の治安悪化にともない
レース開催地はアフリカから南米へと移ってしまいました
しかし、世界一過酷なレースの名を引き継ぐ意味で「ダカールラリー」の名は
いまだに使われ続けているんです

Dakar2013.jpg

ホンダはかつて、最強の市販車アフリカツインの軍団で
パリダカを4連覇した事がありましたが、1989年を最後に
ワークスチームとしての参加を取りやめていました

しかし、世界的なオフロードブーム再燃の流れがあるようで
北米や欧州のホンダの要請で、HRCが実に23年ぶりに
耐久レースの世界に戻ってくる事になったのが、今年の1月の事でした

そこからのHRCの動きは実に早いモノでしたが、
モトクロスレース用に開発されたCRF450R(例・成田のマシン)と
耐久レース用に開発されたCRF450Xは名前の末尾が違うだけでも
エンジンの性格も耐久性も別物なんです

CRF450X5.jpg


更にホンダさんの本気度がうかがい知れるのが
市販車のCRF450Xをベースにしている、とは言いつつも
共通しているのは「チェンジペダル」だけ!全て別物だそうです!

CRF450X2.jpg

しかし、ワークスマシンを開発してからの市販車化はお手の物!
このマシンのデータを引き継いだプライベートチーム用のマシンも
来年には発売されるそうなので、その気になればアナタも
ダカールラリーに参戦できますよ!
・・・お馴染みのセリフですが、応援はします!

CRF450X3.jpg

広大な砂漠の中に幾度と無く現れる巨大な砂丘を駆け上がったり

モロッコラリー2

見渡す限り、クレーターと岩以外に何も無い荒野をかっ飛ばしたり

モロッコラリー3

砂漠をひた走る耐久ラリーは世界最高の精神力の戦いでもあるんです
だからこそ、一度でも参戦したライダーは再びラリーを目指すそうです

かつてパリダカに参加したあるライダーに班長Tは聞いた事があるのです
「砂漠で走りながら見る月はこの世のモノとは思えない位に美しい」と

モロッコラリー4

この素晴らしい戦いの模様はCS放送のJsports
1月6日からチェックしてみてください!
日本語版の公式サイトはコチラをクリック!
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’12 motoGPプレイバック! Vol.13

      posted at 2012-11-19 (Mon) 10:00:00
班長Tの独断と偏見に満ちたmotoGPレビュー!
今回は先週末に行われた最終戦・第18戦の模様です!

前回までのおさらい
ホンダのエース・#26ダニがまたこけて、
ヤマハのエース・#99ロレンソがチャンプを確定しました!

Rd.18 バレンシアGP (スペイン)
EU不況が騒がれようが、国債の利回りがヤバいとか
失業率がハンパないとか、そんなのラテンにゃ関係ねぇぇぇぇ!と
最終戦の舞台は毎年お馴染みのスペインです

valencia.jpg

前戦の転倒でタイトル獲得の夢を砕かれたものの、
今期最多勝の7勝目を賭けての3強の対決は続きます
そして#26ダニが今年最後の予選TOPを取りました

しかし、決勝は雨が直前まで降った為に路面は湿っています

「フラッグトゥフラッグ」ルールによって、雨用タイヤのマシンと
晴れ用タイヤを履いたマシンの交換が認められているので、
予選TOPのダニを含む何名かは賭けに出ました

12バレンシア決勝1


序盤にTOPに立ったのは既に前戦でチャンプを決めた
#99ロレンソでした・・・が、転倒リタイアしてしまいます

12バレンシア決勝2

そして、今回のレースに#11スピーズがケガで欠場した為
急遽ヤマハワークスの2台目を操った#21中須賀克行選手は
予選16位から決勝では晴れ用タイヤで賭けに出て、
TOPまで戻ったダニを含む先頭集団にまで上り詰めました

12バレンシア決勝3


一方、このレースが引退前のラストランとなる#1ストーナーは
雨でムリしてケガしたくない!と安定したペースで追い上げます
しかし、それでもラスト2ラップまでで13人抜き!圧倒的でした

一方、このレースで未勝利のままドゥカティを 去る
#46ロッシは、思い出ツーリング状態で最後まで良いトコ無しでした

12ストーナーラストラン

ゴール後、ホンダワークスの2人が固い握手を交わしました
仲直り?それとも単なる手打ち?
・・・ストーナーは悟りを開ききった様な笑顔でした

仲直り


優勝した#26ダニは年間最多勝の7勝目
しかし、取りこぼしたレースは#99ロレンソより多かったので
年間ランクは2位でした
レースの世界の常で、最速=最強ではないのです
来年こそが正念場になるでしょうが、まあ頑張れ

そして、2位は中須賀が獲得!久々に表彰台に日の丸です!!
代役参戦・そして雨、それでこの結果!
飛躍の1年の締めくくりには最高の結果でした!!

3位のストーナーは、全てのファンや関係者に
感謝の念を述べ、11年に及ぶGP生活に別れを告げました

12バレンシア表彰台


最後のレースまで見所たっぷりだった今年のmotoGP
やはり、来年こそは何としても生で観戦しましょう!!
それでは、また来年に続く!

12チャンプ集合

いま、日本一速い男! ダート編の後編!

      posted at 2012-11-12 (Mon) 10:00:00
前編を読むにはコチラをクリック!

今回の主役はホンダワークスのエースライダーにして
自身8度目の全日本モトクロス選手権の覇者となった
成田亮(アキラ)選手です!(以下、敬称略)
後編ではアメリカ参戦から現在までの歴史です

成田が参戦を熱望していたのは
世界最高峰のモトクロス選手権であるAMAでした
新人がまず出場できるのは東・西地区ごとの125ccクラスです
世界最高峰の250/現在の450ccクラスは更に上のクラスです

A4-05narita.jpg


成田はいきなり開幕戦で3位表彰台に立ってしまいます
今まで数多くの日本人ライダーが参戦しつつも
一度として立てなかったモトクロスの本場AMAの表彰台
玉蹴りの日本代表よりも遥かに凄い結果なんです!

日本中のモトクロスファンがその後の活躍も期待しました
しかし、その後は思う様に成績も伸びず1年で帰国
失意のチャレンジとなってしまいました・・・

正直、スノークロスの中澤選手の記事でも書きましたが、
オフ系の競技は日本人として体格的ハンデがあり過ぎます
しかし、成田の果敢なチャレンジは結果を語るよりも
もっと評価されるべきだと思います


2006年に国内に戻ってきた成田は
ヤマハのワークスチーム”ジュビロRT”のエースになりました
翌2007年から09年まで自身2度目の3連覇も達成
やはり国内には敵がいない状態でした

B2-wr250r_narita.jpg

しかし、そんな成田にも危機が襲います
08年の途中で、自身に関係の無いテスト中の事故で
ジュビロはシーズン途中にも関わらず解散する事になり、
成田は自分自身でチームを立ち上げざるを得なくなりました

レースに参戦するだけでなく、自分でチームを運営しながら
日本中を転戦するのはプライベーターなら普通ですが、
チャンピオン争いをするレベルのプロライダーには
負担が重く圧し掛かる事態でした
その中で2010年には初の骨折>欠場となり
日本初の4連覇の夢は途切れてしまいました

しかし、2011年には再び全日本チャンプを奪還!
そして国内通算100勝という金字塔を打ちたて、
もはや成田が目指すのは、かつて日本モトクロス界に
V9という記録を残した東福寺保範氏に追いつく事のみでした


そんな成田に一つのオファーが届きます
ホンダレーシング(HRC)からの移籍の申し出でした
かつてはAMAを席巻し、敵無しだったホンダですが
ここ数年のCRF450Rは開発が迷走していました
そこで、体制を一新しロードの鈴鹿8耐のように総力を挙げて
"勝てるチーム作り"をしていく上で、
絶対的エースとして成田を必要としていました

B4-naritaHRC.jpg


その期待(プレッシャー)はハンパない物でした
周囲やファンは「今年は全戦全勝が当たり前」と思う程で、
ホンダ陣営や、その本人もその意気込みでした
それが成田自身を気付かぬうちに苦しめる事になり、
後半戦は成績が乱調してしまいます

B3-12narita.jpg


しかし、前半戦の7連勝が効いたのと
最後はプレッシャーから解放されて見事に連覇を達成!
ホンダが目指したCRF250Lのデビューの年に
久々の年間タイトル奪還の目標を見事に達成しました

B5-12naritaCmp.jpg

最近の日本人ライダーには珍しいタイプの”有言実行”な成田は
地元である東北の復興のために、自分の頑張る姿を見て欲しい
そして、自分の様に楽しんで欲しい、という熱い心を持っている
まさに80年代的バイクヒーローのような存在です

志の高さが結びついた素晴らしい結果だと思います!
成田選手!ホンダさん!
チャンピオンおめでとうございます!!

いま、日本一速い男! ダート編

      posted at 2012-11-10 (Sat) 10:00:00
ロード編を読むにはコチラをクリック!

前回はロードレースで応援しているライダーでしたが、
今回はモトクロスで班長Tが今、最も応援しているライダーが
自身8度目の年間タイトルを獲得しました!

今日の主役はホンダワークスのエースライダー
成田亮(アキラ)選手です!(以下、敬称略)
これから2回に分けて、成田選手が
いかにバケモノかを紹介してみたいと思います!

A1-12narita.jpg

青森出身の成田選手は中学2年だった14歳で
国際B級(IB)クラスの全日本チャンプに輝き、
史上最速で国際A級(IA)クラスに昇格しました

モトクロスのクラス分けは下から
IB<IA125cc<IA250ccです
成田はあっという間に最上位のIA250に
参戦し始めたのです

A1-98narita.jpg

そして2001年、スズキのワークスチームへ加入すると
翌02年に史上最年少でIAクラスのチャンピオンに輝きました
この頃にはあまりの人気っぷりにAraiヘルメットから
成田レプリカが発売される程、注目を集めていたのです

A2-02narita.jpg

しかし、当時の成田はモトクロスの本場である
アメリカのAMA SXに参戦を熱望していて
敵無しの国内では天狗になっていた所もあると思います
そして、motoGPのルール改正に奔走するスズキでは
モトクロスチームのこれ以上の拡充を望めなかったのでしょう

成田は、かつて所属した古巣のホンダのプライベートチームから
2004年の全日本参戦を選びました

普通なら、都落ちはタイトル争いからの脱落を意味します
なぜなら、ロードレース以上に全日本モトクロス選手権での
ワークスマシンとノーマルの格差は大きいのです
しかし成田は普通じゃありませんでした
ノーマルに毛が生えた程度のマシンで戦って
3度目の全日本タイトルを獲得してしまったのです

完全にマシンの性能をライダーの才能が上回っていたのです

A3-04narita.jpg


国内で成田にかなう相手はいない状態でした
そして、念願を叶えるべく成田は翌2005年に
いよいよ本場アメリカの全米モトクロス選手権に
フル参戦を開始したのです!

A4-05narita.jpg

後半へ続く!

いま、日本一速い男! ロード編の後編

      posted at 2012-11-06 (Tue) 19:21:00
前編から読むにはコチラをクリック!

班長Tが今、最も応援しているライダーが
今年の全日本ロードレース選手権の1000ccクラスで
自身3度目の年間タイトルを獲得しました!

今日の主役はヤマハの日本人エースライダー
中須賀 克行選手です!!(以下、敬称略)
後編はタイトル獲得までの苦難の道のりです

wp001(Rd_01).jpg


全日本選手権の後半戦が始まり、
自身初のシーズン3勝目を獲得するなど
好調の波に乗り続ける中須賀は、
自身が開発するGPマシン、YZF-M1の
来年モデルの実戦テストを兼ねて
10月の日本GPに参戦しました

全日本を戦った1週間後に世界GPで
普段とは違うマシンへの乗り換えが必要なため、
ペースは低調でしたが、世界の壁の高さを
実感した中須賀は意欲を新たにしました

12もてぎ中須賀1


かつて、中須賀はサッカーのジュビロの選手とのある対談
ヤマハのプロアスリートとしての責任の話に答えています

お金をもらってる訳ですし、
大きさはどうであれみんな責任を背負っているわけだし、
勝負の世界になると自分が負けると、
自分だけじゃなくヤマハもそうだし、
ヤマハの全社員が負けることになると思ってるんです!
だから結果が一番大切になってくるんですよね


そして、ポイントリーダーとして迎えた
10月の鈴鹿サーキットでの全日本選手権最終戦
2年前、タイトルに王手を掛けながらも
あくまで優勝のみを狙った為に転倒してランク4位まで
沈んでしまった苦い経験を持つ中須賀は冷静でした

最終戦は2レース行われるのですが、
ランク2位の選手の前でゴールすれば良かった”だけ”の
中須賀の1レース目、悪夢が再び襲い掛かります

最終ラップまでは2位を走行していました
1位はタイトル争いに関係ないライダーなので
決してムリをして追いかけていた訳ではありません
しかし、無情にも雨が中須賀の前タイヤを払いのけました
・・・最悪の転倒リタイアという結果だったのです

中須賀12最終戦


コレで一気にランク2位のカワサキ・柳川選手との
ポイント差が28から7まで詰まってしまいました
しかし、冷静さをかろうじて保った中須賀は
直後の第2レースを落ち着いて戦い、
最後までしっかりしがみ付き、柳川の直後の3位でゴール!
その瞬間、2年ぶりの全日本タイトル獲得が決まりました

61141_466588966713526_1364883600_n.jpg

もし中須賀がホンダのライダーなら3度の全日本制覇は
十分世界に通用するレベルであると証明できます!
しかし、ヤマハのGPライダーはレベルが高い上に
席が埋まってしまっているのです・・・
残念ながら来年も市販車クラスで戦うしかありません

しかし、ヤマハのエース・ロレンソが今年タイトルを
獲得した裏には中須賀のテストでの奮闘があったのです

そして、全日本制覇と開発への貢献のご褒美として
今週末のmotoGP最終戦・バレンシアGPに
中須賀は今年の王者・ロレンソのチームメイトとして
ヤマハワークスから参戦する事が決まりました!
昨年の中須賀は、なんと6位を獲得しています

日本一の称号を手に入れた中須賀の活躍を
期待せずにはいられない!
結果を楽しみにしておいて下さい!

最後に、
中須賀選手!ヤマハさん!
全日本タイトルおめでとうございます!!

中須賀V3

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